《ホピ》と言う部族について
前回までのまとめ
①そもそも【インディアン・ネイティブアメリカン】と言うのはどういう人なのか
②インディアンジュエリーについて
ホントはインディアンジュエリーと言えば、ターコイズ、と思い浮かべる方も多いだろうからナバホについて書いてもいいのかもですが、ナバホは沢山出てる気がするので、あえて今回《ホピ》と言う部族の紹介から行きますね。
アメリカ大陸最古の住人と言われる《ホピ》はインディアンの部族の一つで、彼らの言葉で『平和に満ちた民』と言う意味だそうです。
温厚で、平和な農耕民族と言う感じをイメージしますね。
このホピ族はとても不思議な先住民族で、古代マヤ・アステカ民族の末裔とも言われています。(ホントかどうかはわかりませんけど 🙄 )
そのホピは、彼らが暮らすフォーコーナーズ(アリゾナ・ニューメキシコ・ユタ・コロラドの四つの州の境界線が交わった地点)の土地を先祖から代々守ってきたと言われてるすごい部族です。
他のインディアンの部族は強制移動させられたりもしましたが、ホピだけは違いました。2千年以上も不毛な土地にずっと住むことが出来ているのです。
なぜか?!
ホピの人たちが住んでたその土地が、ヨーロッパからアメリカ大陸にやってきた白人達にとってはまったく役に立ちそうにない不毛の地だったからです。
雨がめったに降ることのない、どこよりもひどい砂漠地帯なのです。
そんなところにずっといるホピ達は、余程気が長いんだろうという感じもしますが、それだけでなく、それはホピのスピリチュアリティの原点であり、生き方であると考えられます。
そんなことを書くと、宗教的な感じで思われるかもですけど、インディアン自体に[宗教]と言う言葉は存在せず、全ての存在の創造主である大いなる精霊【グレート・スピリット(ワカンタンカ】に敬意を表しています。 ※(ワカン)とは「不思議」、(タンカ)とは「とても大きな」と言う意味だそうです。
自然や大地と共に生き、多くを取らず、ともに分け与えあう精神のもとに生活を維持する生き方を貫いています。
また、寝ている時に見る夢は、グレート・スピリットからのお告げと考えられているそうです。
これはホピだけに限ってるわけじゃないのですが、ドリーム・キャッチャーってご存知ですよね?
そのドリーム・キャッチャーって良い夢(お告げ)をもらえるように寝室の窓辺などに飾るものだそうです。
グレイト・スピリットを信じていれば良い夢だけが真ん中の穴を通って届けられ、悪い夢を周りの蜘蛛の巣のような網で絡めとり、朝日とともに消し去ってしまう。
これを知って早速飾ったのは私だけではないはず(笑)
とても不思議で謎の多いホピは色んな神話や、予言などでも有名ですが、あえてここには書きません。
私的意見が入ってしまうのはよろしくない気がするので、興味があればご自身でお調べくださいねm(__)m
では、次は、ホピのアクセサリーについて書いてみますかねφ(..)
シルバーイーグルでした☆ミ